【韓国であった事件】辛ラーメン一番美味しい作り方を韓国人が教えます

【韓国であった事件】辛ラーメン一番美味しい作り方を韓国人が教えます

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辛ラーメンを一番美味しく作る秘訣を紹介したいと思います。辛いラーメンの味を一層アップグレードさせるのは牛脂ですが、最近のラーメンは、ファーム油で揚げた麺を使っています。なぜ牛脂で作らないでしょうか?理由は2つ。
1.牛脂は高いので原価が上がり、単価が安いラーメン市場で競争しにくい
2.韓国では*牛脂騒動事件があり、牛脂は悪いと認識されているため

*牛脂騒動事件
韓国で一番人気があったサミャンラーメン(삼양라면)は、牛脂騒動事件により人気度が墜落しました。
牛脂は日本のスーパーでおいてあるその牛脂です。普通に食べたり調理する時に使っている安全なものです。ではなんで韓国では牛脂が問題になったのでしょうか。
サミャンラーメンは韓国で最初インスタントラーメンを作り、カップラーメンも初めて開発した会社でした。そして韓国人の口に合う美味しいラーメンを作るために様々な努力をしましたが、麺を揚げる時に牛脂を使ったのが秘訣と知られています。牛脂は値段が高く、昔時期的に貧乏だった韓国人にとっては、安いラーメンを食べるだけでも肉の味を楽しむことができたので大変人気がありました。サミャンラーメンは韓国で右に出る者がいないほど人気でした。
しかし、ノンシム(농심)の辛ラーメンの登場と、開発に怠けていた会社の方針でノンシムに追い越されてしまいます。ここでノンシム(농심)は「うちは牛脂を使いません」と宣伝をしはじめました。実際にもファーム油を使っていました。
いきなりマスコミで「サミャンラーメンは工業用油でラーメンを作る」という暴露が出始め、会社のほとんどの人が辞任したり、裁判が行われ会社は没落してしまいました。
サミャンラーメンで使われた工業用油とはなんでしょうか。
「工業用」油というのは、工場などで機械に使う汚い油のことではありません。アメリカでは肉だけを食べる文化があり、肉を捌いてから残った骨や内蔵(ホルモン、チャンジャなど)を「工業用」、そして肉は「食用」と分類して輸出していました。韓国では骨やホルモンなどをよく食べるのでアメリカからそういった「工業用」食品を輸入してきたわけですね。
しかし、「工業用」と言われるとほとんどの人は「工場」をイメージしているから、「サミャンラーメンは汚い、危ない」という印象を受けたわけです。
8年間の長い裁判が続き、結局無罪判決にされましたが、会社はもうぼろぼろになり、韓国のNo.1ラーメンは辛ラーメンになっていました。もちろんチャパゲティ(짜파게티)など新商品に挑戦したノンシムに比べ、安易に油断したせいもあります。

話しが長くなりましたが結論は、ラーメンに牛脂を入れると、辛さの味にもっとも相応しい味になり、深い味を楽しむことができます。
この動画では牛脂を入れた辛ラーメンの作り方を、本場の韓国人が具体的に説明します!

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