人気のちぎりパンが1時間で作れるレシピです。
型がなくても、そのまま天板に並べれば、16個の丸パンが作れますので、すぐに試してみてくださいね。
パン生地をこねるのは5分弱。
慣れてきたら、こねはじめて1時間でかわいいちぎりパンが焼きあがります。
ふんわりちぎりパン
【材料】(16個分・約20cm×20cmのスクエア型使用)
強力粉 250g
(カメリヤ)
グラニュー糖 小さじ3
(白砂糖でもOK)
インスタントドライイースト 小さじ2
(赤サフ使用・カメリヤのものでもOK)
塩 小さじ1
(家にあるものでOK)
ぬるま湯 160cc
無塩バター 5g
(有塩でも、マーガリンでも代用可)
型にぬる油脂 ショートニング、マーガリン、バター等
・ぬるま湯の温度について
25度の室温なら、35度にする。
室温が27度、28度くらいなら33度くらいにする。
室温が23度、22度くらいなら38度くらいにする。
パン作り初心者さんは、ほんの少しだけ水分を少なくした方がやりやすいかもしれません。
慣れてきたら160㏄に近づけてください。
・バターはあらかじめ室温にもどして、やわらかくしておく
(冷たくてかたいままだと、生地に混ざらない)
【作り方】
① ボウルに強力粉、グラニュー糖、ドライイースト、塩を入れよく混ぜる。
② ボウルにぬるま湯をそそぎ全体を混ぜ合わせ、ひとかたまりになったら、バターを混ぜ込み、ボウルの中で生地を強く押してまとめた後、まな板の上で約5分こねる。
③ こねあがった生地を16等分にして、切り口をかくすように軽くとじて、とじめを下にして並べ、ぬれ布巾をかけて5分おいておく。
(とじめをしっかりとじなくていい。きれいな真ん丸にする必要ないので、手早く作業する)
・この間に型に油脂(分量外)をぬっておく。
④ 5分たったら、生地を手で押しながら平らにしてから丸めなおし、とじめを下にして型に並べる。
⑤ ぬれ布巾をかけて30分おいておく。
・25度の室温の場合30分、23度前後なら35分、20度前後なら40分、生地のふくらみをみて判断する。(室温が高い時期は、おいておく時間を短くする。)
・早めにオーブンを予熱しておくことを忘れずに。
⑥ 30分たったら190度に予熱しておいたオーブンで約15分焼く。
(焼き色を見ながら、時間は調整する。長く焼いても17分くらいまでにする。パンは低い温度で長く焼くとおいしくないので。)
オーブンによって、焼き色のつき方が違います。
15分焼いても焼き色がつかなかった場合、表示は200度になっていても、実際の庫内の温度は
低いかもしれません。次の機会には、210度で予熱してみてください。
「オーブンで焼く」とありますが、私は(正確に言うと)電子レンジの「オーブン機能」で焼いています。
【お知らせです】
この動画で使っている型と同じスクエア型が付録についているレシピ本「NEWスクエア型付き! 日本一簡単に家で焼ける 1時間でちぎりパンレシピ」(宝島社)発売中です!
・レーズンを混ぜ込む、アレンジバージョン「ミルキーレーズンちぎりパン」のレシピはこちらです。
・りんごをつつんで焼く「りんごのちぎりパン」のレシピはこちらです。
・「こね方」のみをしっかり詳しくレクチャーしている動画はこちらです。
・焼いたパンは「冷凍保存」で、おいしく食べてください。
おすすめの冷凍保存の仕方はこちらです。
・室温が20度前後の寒い日は、手作り発酵器をおすすめします。
「手作り発酵器の作り方」(ただ、大きめのビニールを用意するだけ・笑)
・ボウルは小さいと生地をまとめずらいので、大きめのものを使ってください。
おすすめは直径25cmくらいのもの。
・まな板は厚みのあるものを使ってください。
まな板の下にぬれ布巾等、すべり止めをおくとこねやすくなります。
動画ではわかりやすく、ゆっくり作業していますが、生地を分割するのは、手早く!
家で食べる分なら、あまり細かくはからずに、多少「大きい」「小さい」があっても、焼きあがりには問題ないです。
家で焼くパンは、気軽に作ってください。
見た目はパン屋さんの商品のように完璧ではなくても、オーブンから出したての焼きたて熱々のパンを食べれる方が魅力的ですよ。
「日本一適当なパン教室」主宰・Backe晶子の新刊「はじめてでも超簡単!1時間パン」(NHK出版)では、今回の基本生地を使った色々なアレンジレシピを掲載しています。
(こちらは型を使わないレシピです)
作り方の写真がすごく大きいのが特徴です。
気になった方は、チェックしてもらえると嬉しいです。
Instagramでも、パン作り&レッスンに関する楽しい情報等ご紹介しています。
https://www.instagram.com/backeakiko/